ナイト・アンド・ドラゴン３：星の記憶
dgjam studio
セミオートバトルRPG
Android:600円 iOS:600円
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クエストを受けセミオートバトルに挑む。テンポのいいハクスラ要素にハマってしまう。
テキストベースでテンポよくハクスラ・トレハンを楽しめるファンタジーRPG第三弾
「ナイト・アンド・ドラゴン３：星の記憶」は、テキストベースで冒険を楽しむファンタジー・ハクスラRPG。
タイトルに3とある通り、「Knight & Dragon」、「ナイト・アンド・ドラゴン２ – 狂乱の時代」に続くシリーズ第3作。
基本的なシステムは前作を踏襲。キャラクターを作成し、バトルをこなしてキャラクターを育成していくという流れになっている。
テキストベースということもあって、見た目が地味に感じるかもしれない。しかし、プレイするとこれが大いにハマる！テキスト主体だからこそテンポが早く、ハクスラ・トレハンのおもしろさをダイレクトに楽しめるのだ！
クエストを選択！バトルに挑もう
マップからクエストを選び、「地域探索を開始」をタップするとバトルスタート。
マップからクエストを選択し、バトルに挑もう。
バトルはセミオート形式。プレイヤーの操作キャラクターは1体のみで、それ以外のキャラクターは自動的に行動する。
操作キャラクターの白いゲージが貯まったら行動可能。コマンドを選択しよう。敵の攻撃タイミングに合わせて縦防御や回避を繰り出すことで、戦いを有利に進めることができるぞ。
また、フルオートでプレイすることも可能。キャラクターをタップすることで、オートに切り替えることができるぞ。
地味だがハマれる一作！買う価値はアリ
ペルソナシステムを使うと、自分の好きな画像をキャラ画像にできる。
本作は買い切り型となっており、価格はiOS、Androidともに600円。
画面のビジュアルを見ただけでは、この価格に「高い」という印象を持つ人もいるかもしれない。
だが、見た目に騙されないで欲しい。本作はハクスラとトレハンのおもしろさがダイレクトに味わえ、どっぷりハマれる一作となっている。
それでも二の足を踏んでしまうなら、無料の一作目や、400円未満でプレイ可能な二作目から手を付けるというのもアリだろう。
ちなみに、2で導入されたペルソナシステムは本作でも健在。ペルソナシステムとは、キャラクターの見た目を自分の好きな画像にできるというシステム。なので、どうしても地味な見た目が気になってしまう人は、ペルソナシステムを使って、自分好みのキャラの画像に差し替えて楽しもう。
「ナイト・アンド・ドラゴン３：星の記憶」の魅力はダイレクトに楽しめるハクスラ・トレハンのおもしろさ
RPGの華、バトルシーンもビジュアル的にはやや地味。だが中毒性はバツグン！
そもそもハクスラやトレハンはそれだけで中毒性が高い。なので、余計な演出で薄めずに、ハイテンポにハクスラやトレハンを味わえるなら、ハマり度の高い作品になるのは当然のことといえる。だって、それだけ純度が高いということなのだから。
では「余計な演出」とは何か？あえて言おう、それはハイクオリティなCGで描かれたビジュアル演出であると！
そして、だからこそテキストベースの本作は、ハクスラやトレハンの純度が高く、どっぷりハマれる一作になっているのだ。今こそプレイせよ！ハクスラ好きよ！
何故ハマる？そもそもハクスラ・トレハンの魅力とは
バトルが終了しアイテムゲット！これでどれくらい強くなるのか、次の戦闘が楽しみ…。
…そういったところで、そもそもハクスラ・トレハンのプレイ経験がないと、なぜそんなに中毒性が高いのかピンとこないかもしれない。
ちなみにハクスラとは、ハック（叩き斬る）＆スラッシュ（斬る）の略で、戦闘が連続するタイプの作品を示している。一方トレハンとは、トレジャー（宝物）ハンティング（狩り）の略で、よりレアなお宝の獲得がモチベーションとなっている作品のこと。
この2つの要素が合わさると、戦闘→アイテム（宝物）獲得→主人公がより強力に→戦闘→アイテム獲得…というサイクルの作品が生まれる。そしてこのサイクルこそ、中毒性の源！
このサイクルがあることで、さっきまでの戦闘で苦戦していた敵が、アイテムの獲得でカンタンに倒せるようになる。すると、新たに手に入ったアイテムによって主人公がどれだけ強くなったのか試したくて、次の戦闘へ挑みたくなってしまう…。で、次の戦闘へ挑むとまた新たなアイテムが手に入るわけで、やめる機会を失ってしまうのだ。
長い演出はジャマ？テキストベースの魅力とは
戦闘中にイベントが発生することも。ただテキストベースなのでテンポは損なわれない。
ここまで説明した通り、ハクスラ・トレハンの魅力のコアは、戦闘→アイテム獲得→主人公強化…というサイクルにある。このサイクルがテンポよく進めば進むほど、ハマり度は高くなっていく。
逆に、アイテム獲得してもすぐに装備できるわけではなく、主人公が強化されるまで時間がかかるようだったらどうだろう？そう聞いただけでも、あまりおもしろそうだとは思えないのではないだろうか。
そして、ゲームにおいて時間がかかるものの代表格こそ、ハイクオリティなCGで描かれたビジュアル演出。
確かにハイクオリティなCGで描かれたビジュアル演出はカッコいい。ハイクオリティなエフェクトがあるからこそ、アクションが爽快に感じられるという面もある。
ただ、ビジュアル演出にはどうしてもコンマ秒～数秒程度の時間がかかってしまう。1つ1つのビジュアル演出を見れば、大した秒数ではないかもしれない。とはいえ、こうした秒数によって、少しずつゲームのテンポをはゆるやかなものになってしまう。
一方で本作は演出をテキストベースというかたちで割り切っているため、テンポが圧倒的なまでに速い。このため、戦闘→アイテム獲得→主人公強化…というサイクルが一切タイムラグなしに押し寄せてくる！つまり、ハクスラ・トレハンの純度が高いのだ。
ゲームの流れ
タイトル画面をタップすると、主人公がギルドへと加入するオープニングストーリーが語られる。もちろん、テキストで。
文字数に「うわ！」と面食らうかもしれないが、じっくり読もう。背景がわかるとより没入できるぞ。
続いてキャラクターメイキング。名前を決め、職業・種族・信仰を決めたらステータスを設定。
よくわからない場合は、とりあえずお試しでワンプレイ行ってみるのがオススメ。それもまた、ハクスラゲームの楽しさのうち。
キャラクターを作ってゲームスタート。テキストでゲームの進め方が説明されるぞ。
長文で一気に説明されてもよくわからん！という人は、とりあえずチュートリアルを終わらせ、画面下のメニューから「商会」＞「酒場」を選ぼう。
「酒場」では仲間が雇用できるぞ。とりあえず2人雇おう。誰を仲間にするか迷って決められない場合、適当に上から2人選んでしまえばOK。
というのも、クエスト中に強力な仲間が志願してくるから。つまり、後で強力な仲間と入れ替えできるぞ。
仲間を2人加えても、その時点ではまだパーティーが結成されていない。画面下のメニューの「ギルド」＞「パーティー編成」を選んで最初のキャラと追加した仲間3人でパーティーを編成しよう。
編成したらクエストを選び、「戦闘準備」から編成したパーティーを選ぶ。これでクエストが実行可能だぞ。
「ナイト・アンド・ドラゴン３：星の記憶」の攻略のコツはこまめな装備変更＆ジョブ・クラスチェンジ
攻略するためにも、楽しむためにも装備・クラス・ジョブをこまめに管理しよう。
本作はオートでガンガン進行できるため、序盤は新たに出現したクエストを選ぶだけで問題なく進んでいく。
だが本作を攻略する上でも、本作を楽しむうえでも、こまめに装備やジョブ・クラスの変更を行ってほしい。
忘れると厄介？装備・ジョブ・クラスの変更
クラスチェンジやジョブのチェンジは、キャラクター詳細画面で行えるぞ。
本作では、各キャラクターがファイターやメイジといった特定のクラスにつく。そしてクラスの下に鍛冶屋や狩人などといったジョブが存在し、ジョブごとに経験値がたまり、レベルアップしていく。
ただ、クラス・ジョブそれぞれにレベルキャップが存在し、レベルキャップに到達すると経験値が手に入らなくなってしまう。なのでバトル終了後には、レベルキャップに達しているかどうか確認した方がいい。達していたなら、クラスかジョブを変更し、経験値の取り逃しがないようにしよう。
このとき併せて、装備品の変更も行おう。バトル終了後には、なんらかの装備品が手に入っているハズ。
装備品の中には現在の装備を凌ぐステータスのものがあるかもしれない。チェックして強力な装備品を獲得しているようだったら、装備を切り替えよう。
こうしたことを怠ると、いつの間にかパーティーより敵の方が強くなっていた…という危機的状況を招いてしまうぞ。
むしろ醍醐味！バトル後こそ本作の魅力が詰まっている
アイテムゲット！上向き▲がついていたら、今の装備から切り替えよう。
バトル後のジョブ・クラス・装備の切り替えチェックは面倒に感じるかもしれない。ただ、実はこの部分こそ本作の醍醐味。
繰り返すうちに、強力な装備を手に入れる喜びが分かってくるハズ。装備の獲得に一喜一憂し、キャラクターのパラメーターが大幅アップしようものなら大歓喜してしまう…！
そして、ハクスラ・トレハンの中毒サイクルが始まるのだ。…沼へようこそ！
