グッドモーニングゾンビ（Goodmorning!Zombie）

「グッドモーニングゾンビ（Goodmorning!Zombie）」は、ゾンビ化した彼女への愛を貫くスクロールアクションRPGだ。

ゾンビウイルスの蔓延によって一部の人間がゾンビ化した世界。

プレイヤーはその中で人間として生きている男となり、ゾンビに変わってしまった最愛の彼女を助けるべく行動を開始する。

男を操作して町へ向かい、ゴミやベンチやダンボールなど様々な物を壊してジャンク品を集めよう。

集めたジャンク品の一部はホーム（拠点）にある機械へ投入し、薬の元となる資源の生産量を増やす。

残りはジャンク屋で売却してお金に変え、それら2つを消費してワクチンを生成し、彼女を人間へと戻す長く険しい作業をはじめよう。

個々のシステムは放置ゲームやサバイバルゲーム、スクロールアクションRPGから取られているが、その組み合わせ方や世界観が何か、もう、ヤバイ。

廃品回収パートでは、正常な人間とゾンビがそこら中にいて、なぜかうまく共存しており、ゾンビから襲われることがない。

ただただ箱やゴミやバイクや街灯をぶっ壊して素材を得るだけ。

その中から一部をホームにある機械に投入し、後はジャンク屋で売却して換金する。

ゾンビ化した彼女には空腹度と水分が設定されていて、定期的にご飯とお水をコンビニで購入して与えないと死んでしまう。

お金は彼女を維持する費用とワクチンの生成に消えていくわけだ。

そんなの面倒な行為をしてまで助けたい彼女なのか、と言われれば実はそうでもなく……。

最初は女性だと分かる見た目だが、ワクチンを与えることで毎回姿を変えて人外化していく。

こんなことをしたって何もならないじゃないか！

男に伝えたいものだが、彼は彼女を愛しているのだ（たぶん）。

だから、損得じゃないんだと納得して廃品回収に戻り、いつのまにか作業に没頭して時間がすぎているというゲームだ。

色んな意味で中毒性がある。恐ろしい。

基本的には廃品回収→ホームで素材の一部を機械に投入→残りを売却を繰り返す。

ホームにある機械は薬の元と資金を生産し続け、その2つを使ってワクチンを生成して彼女に与えよう。

ワクチンの生成には大金が必要だが、廃品の売却によって得られる資金量がかなり多く、定期的に彼女への食事を購入しても充分元がとれる。

また、主人公は町にある物を壊すことでレベルアップし、ステ振りを行えるが、序盤は廃品に与えるダメージを増やすパワーを集中的に鍛えるのがオススメだ。

それと合わせて町の道具屋でパワー値を上げる武器を購入しておこう。