ららマジ

「ららマジ」は、消滅都市などを手がけるWright Flyer Studiosとアニメ制作スタジオA-1 Picturesが強力タッグを組んだドラマティックRPGだ。

キャラデザイン：飯塚晴子 （がっこうぐらし! たまゆら 等）
シナリオ：西村 悠 （緋色の欠片 等）
サウンド：伊藤賢治 （聖剣伝説やロマサガ 等）

など豪華スタッフが集結！ 美しい音色を奏でる女の子だけの楽団「器楽部」が存在する学園を舞台に、特例としてこの部に入ったアナタは、彼女たちに生じる不協和音を感じていた。

全体練習さえ行われずもはや廃部寸前……。その原因は「呪い」にあるという。

アナタは調律師（チューナー）として彼女たちひとりひとりの夢の中へと入り、心の調律を行って呪いを解くことになる。

これらメインストーリーは、全編フルボイスかつLive2Dによって活き活きとしたヒロインたちが描かれている。

バトルはライン上を移動して戦い、通常攻撃によるコンボ、防御やバックステップ、それら回避行動中にカウンターを放つことが可能。

さらに、キャラ固有のスペルやパーティ全員が一斉攻撃を加える「アンサンブルモード」を発動させ、勝利を目指そう。

A-1 Picturesさんや西村 悠さんが関わっているだけあってきちんとストーリー性があり、オリジナルアニメを視ているような感覚で遊べるのが良いね！

登場ヒロインは総勢30人。渕上舞さんや水瀬いのりさんなど32名の豪華声優たちのボイスが収録されており、Live2Dによって臨場感のある仕草や動きを再現している。

シナリオもひとりのキャラを掘り下げるかたちで進むため感情移入しやすく、さらにキズナLvを上げるとプレイヤーとの関係性も少しずつ進展し、お気に入りの女の子と仲良くなれる。

バトルシステムは、同デベロッパーが手がけたSAOメモデフや追憶の青と同様のスクロールアクション形式になっている。

本作では縦方向への細かい移動がなくなり敵との距離感が掴みやすくなった（高低差のある高台へのジャンプは可）。

この効果で裏周りは難しくなったが敵に攻撃を当てやすくなり、前2作以上に快適にキャラを操ることができた。

また、行動力の概念がなく待ち時間なしで遊べるのも、本作の魅力のひとつだ。

ゲームをはじめたらメインメニューから初心者ミッションを閲覧し、各項目をクリアして課金通貨の「らら石」を獲得していこう。

本作は初回起動ボーナスで貰えるらら石がそれほど多くないため、このミッションをクリアしつつ序盤のストーリーを進めて11連レアガチャを引ける程度までらら石を貯めたいところだ。

アクション面では、縦方向への回避ができなくなったため防御やバックステップによる回避行動に慣れておきたいところ。

個人的な所感だが、前2作と比べて射撃タイプの攻撃モーションが速くなり当てやすさもあるので、ヒットアンドアウェイがやりやすかった。